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「ソニー新型PS3のコストがブレークイーブンポイントに近づく」と発表
アイサプライ・ジャパンは,「ソニー新型PS3のコストがブレークイーブンポイントに近づく」を発表した。 同社のティアダウン分析チーム(機器分解分析)によると,クリスマス商戦でのソニーの新型PlayStation 3は売り上げ増を刺激した価格設定のみならず,ハードウェア及び製造コストをブレークイーブンポイントまで近づけている。 同社の分析では,9月に発売された120GBのHDDを標準搭載した新型PlayStation 3モデルの部品および製造・試験を含めたコストは336.27ドルとなっている。米国小売価格を299ドルにセット(値下げ)したPlayStation 3の最新バージョンは以前のバージョンに比してよりコストダウンが行われブレークイーブンポイントに近くなっている。 「2006年暮れのPlayStation 3発売以来,ソニーは製品の販売毎に価格とその販売にかかわるコストやローヤリティ(権利使用料)などの損失をメーカーとして補填してきた」 と同社のティアダウン分析チームのディレクター兼主幹アナリストのAndrew Rassweilerはコメントする。「しかしながらソニーは,ゲーム機のバージョンを新たにするたびに積極的にハードウェアと製造コストの低減を図る設計を実施してきた。このため米国での販売価格がこの一年で100ドル値下がりしたにも関わらず新型PlayStation 3 の一台当たりの損失は大幅に減少している。」 120ギガバイトHDD 付き新型PlayStation 3 の米国小売価格は299ドルなので,ソニーは製品を一台売るたびにハードウェアおよび製造コストより37.27 ドル安い価格で販売しているということになる。 同社の分析によると,2008年10月時点でのPlayStation 3はハードウェアと製造コストの合計よりも49.72 ドル安く販売されていた。 アイサプライのコスト分析ではハードウェアと製造コストのみを計上しており,ソフトウェアやボックスコンテンツ,ローヤリティ(権利使用料)などは考慮していない。したがって,製品コストと米国の市場価格の差異は37.27ドルよりも大きくなる。 しかしながら同製品の米国価格は世界の平均価格よりも少し低く設定されていること,また部品価格は引き続き低くなっていることから2010年には部品コストが大幅に低くなる見通しである。 「このような要因を考えると,恐らく既にPlayStation 3 はブレークイーブンになっているか,もしくは相当近づいているだろう。」とRassweilerは述べている。
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