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2008/08/13

電子部品情報流通説明会
開催日:2008年07月28日

電子部品情報流通説明会を開催




2008年7月28日、バイヤ企業協議会及びエリスネット共催で電子部品情報流通説明会が開催された。バイヤ企業協議会各社より電子部品情報流通に関わる説明があり、42社、60名のサプライヤが参加した。


バイヤ企業協議会について

 ソニー株式会社  佐藤 一巳氏

 始めに、ソニー株式会社 佐藤一巳氏が、バイヤ企業協議会について説明した。バイヤ企業協議会は、部品技術情報を電子データで必要としているバイヤが有志で参加している。現状では、バイヤ側(電子部品を購入する主としてセットメーカ)、サプライヤ側(電子部品を供給する主として部品メーカ)の双方に様々な事情があり、バイヤ側に必要な部品技術情報が十分集められない状況にある。こうした問題を解決する為、5社(沖電気工業、キヤノン、スミトロニクス、ソニー、三菱電機)のバイヤが集まり「バイヤ企業協議会」を発足させた。
 バイヤ各社はJEITA(社 電子情報技術産業協会)提唱のECALS標準辞書ベースの情報提供を求めており、ソニーは昨年、グローバル標準のロゼッタネットのRNTD辞書を利用していたが、必要とする全てのサプライヤから情報を入手するため、ECALSベースでも受け入れられるようにした。
 当協議会は、R&R(Registry & Repository:部品技術情報DB)構想を提案しており、バイヤはR&Rからデータを入手することで、サプライヤからの提供情報を各バイヤ間で再利用できる仕組みを考えている。これにより、R&Rセンタからの情報(コンテンツ)は利用企業の要望する「通信手段」「フォーマット」で提供できるため、サプライヤはバイヤ個別に対応することなくコンテンツの流通が可能となる。
 さらにバイヤ要求仕様を統一化することで情報の提供スピードアップによるコスト削減も可能である。サプライヤにとっては売込拡大も可能であり、将来的にはR&R構想の海外展開も検討している。
 当協議会のお願いとして、バイヤに役立つ部品情報の提供(電子データ)、信頼できるコンテンツの提供(業界標準のECALS辞書ベースで質・量・鮮度が重要)、また情報種の拡大(新部品・環境・3Dデータ、シミュレーション情報、実装情報等)をサプライヤに向け呼びかけた。

ECALS辞書について

 JEITA/技術標準専門委員会  主査 本田 敏郎氏

 JEITA/技術標準専門委員会 主査 本田敏郎氏は、ECALS辞書について説明した。ECALSとは、インターネットを介したコンピュータ可読な技術情報流通、ECALS辞書の維持管理、標準・規約を含めたすべての標準化活動であり、記述標準に基づく部品情報の共有、流通により製品開発のリードタイム短縮・業務効率向上・品質を向上させライフサイクル全体のコスト低減を狙いとしている。
 今後の活動として、辞書の拡充と整備、国際標準のハーモナイズ、関連団体との連携(JEMIMA、JEMA等)、辞書関連規約の整備を行い、ECALS辞書の維持管理が重要だと強調した。






Page 1/2  各バイヤ活用事例と電子部品情報流通の課題について

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